昨日の営業でランビックが好きなお客様と、いつもと違うランビックを試してみたよ。
左 オードグーズティルカン
右 ティママンブランシェ
少し透き通っている方が、ホワイトビールとランビックを混ぜて醸造したティママン・ブランシェ。
色々な作り方があるランビックでも珍しいスタイルのグーズ。
もう一方の濁りが強いオレンジ掛かったティルカン(オードグーズ)のグーズ。
以前のブログでちょっと書いたグーズというスタイルの伝統的なランビック。
甘いお酒があまり得意ではない方に人気のグーズ。
味の基本は柑橘を思わせる強めの酸味と軽い苦味でほとんど糖分はなく、サッパリと頂けます。
シャンパンのように長く立ち昇る気泡も特徴。
10〜20年も保存出来るといい、古くなればなるほど高くなる、そんなワインみたいなお酒。
ティママンの方がホワイトビールと合わせるだけあって柔らかくてサラッとした飲み心地。
ティルカンの方が酸味も強く軽い渋味(収斂味)があって油の強い料理にも良さそな仕上がり。
僕はティママンの優しさが好きな感じだったけど、ファーストプレイヤーのゆーや君はティルカンの方が好きだという。
うん。やっぱり好みって色々あるなー、って改めて感じた飲み比べでした。