暗闇に
ポツンと光る
か細く消え入りそうな
小さな星。
僕は両手を伸ばして
ここだよ、ここだよ!
って叫びながら
暗闇の中を駆け抜けてきた。
ふと、夜空を見上げると
いつの間にか
ほのかに明るくなってた。
星が、一つづつ集まって
お互いの光を強めあいながら
まだか細い光の星に向かって
ここだよ!
ここでいいんだよ!
って光っていた。
一つではきっと消えてしまうけど
集まるとお互いを照らしあって
段々と明るくなってきた。
僕らがやりたいことは
果てしない闇の途中に
銀河を作るようなものかもしれない。
もっともっと光を集めたい。
照らしあう星を、暖かな光を。
来年にはみんなでもっと大きな天の川をかけよう。