かあさん、なんやかんやありましたが
オープンして３か月が経ちました。
まさやは元気です！（ 若干、二日酔い ）
まぁ、ある程度落ち着いたお店の３か月と
何もなかったところからの3か月は
アレキサンダーとアレキサンダーシスターくらい違うよね
加藤あい と 阿藤海 くらい ちがうよね
フィリッポインザーギとシモーネインザーギくらいだね。
ま、とりあえず、そこはどーでもいいんだけど
だいぶ形にはなってきて、やっと顧客満足度への
追及が出来るようになるまで、あとワンピースに
なってきました。それは、僕がキッチンを離れること。
当初から、掲げてきた大層なものを並べてお客様を
疲れさせないこと。フランクにいつでもこれる
サードプレスになること。それには、炎の料理人は
いらないってこと。どこどこ産のものを使って
味やクォリティーに命を懸ける人は必要ないってこと。
だって、料理の専門店じゃないんだもん。
パスタは高級イタリアンへ、スイーツはスイーツ専門店へ。
それなりのいい金額を払えれば良いもの食べられるでしょ。
うちの料理はあくまで付属品。お酒も付属品。
じゃ、何が売りなの？ってよく聞かれるけど
なんかナンセンスなんだよね、それって。
すべての事に意味なんてつけきれないでしょ。
なんであの子が好きなの？なんであのラジコン好きなの？
なんであの服好きなの？なんであの車好きなの？
なんでなんて聞いて理由を答えてもらっても
ピンとこないことなんてごまんとあるでしょ。世の中には。
だからナンセンス。
だけど、料理だってお酒だって、自分らで食べて飲んで
美味しいと思ったものを一生懸命に提供し続けるけど
それ専門に没頭するのは専門家さんたちにお任せ。
しいていうなら、居心地のいい空間つくりかな。
もちろんそれだって、人それぞれだから、万人には
受け入れられることなんてないし、こちらも行き着く
つもりもない。ただ、ずっと考え続け、悩んでたくさん
チャレンジはしていく。店員がずっと話してるのが良いわけでもなく
放置しておくことが良いわけでもなく、なんかわかんないけど
私はこの空間が好きです。っていってもらえるように
そんな空間作りに向かって考え続けるところがウリですかね。
１０人中８人がふざけんなよと思うなら、残りの２割の方と
素敵な空間を共有したいなぁ。
ま、話を戻して、ってな、わけで、キッチンを任せられる方を
探してはいましたが、これって僕自身がフワッとした意見なんで
感覚でしか伝えられなくて、そんなもんだから、はじめの集めた
スタッフとは違い、だいぶ吟味させていただきました。
そしてやっとこさ見つかったのよね、これが。
優しい味付け、臨機応変出来て、片付けながら料理する人。
たぶん、おうちでお料理されてる方って、目的のものを作るから
それに専念して、時間とかスペースとか考えずに出来るんだろうけど
うちみたくスペシャルな一品ではなく、まぁ、うまいねクラスの品が
ジャンル問わずにあって、次に何が入ってくるかわからない状態だと
本当に片付けながら２、３品作らないといけないから、結構、そっち系の
脳みそが必要になってくるのよね、キッチン狭いし。ランチも夜もの食材のなかで。
でもって、新作を常に考えている妄想族であり、自己主張抑え目ながら信念が強い人。
そんな人、いないだろうね～と半ばあきらめてたら いたんです！！！
捨てる神あれば拾う神あり とはよく言ったものだ。
生粋のエリートコースで料理で生きてきながら、ちょうど転職を考えていて
たまたま、うちを見つけて、お客さまとして調査をしにきてくれて、なんとなく
うちのお店を好きになってくれた そんな彼女。
もちろん社員さんですね、こちらからお願いしましたよ、そりゃね。
ってなわけで、なぜかうちのフードの中のエースになってる ピラフ。
それぞれが作り方が違うし、入れるものも多少違うの。まぁ、小さな店ですから
それがウケてるのかどうか、僕にはわかりませんが。笑
ぜひ、彼女のピラフも食べてみてください！
彼女の得意分野はパスタとスイーツなんですがね、あえてね、ここは。
そんなわけで、今月から、また、カウンターに戻るんで
僕を知ってる人も知らない人も、楽しくお話しましょうよー
ついでに、会社がオープン時からきちんと深夜営業許可書を
とってくれてるんで、今月から夜中の３時まではやるから
深夜に コーヒー飲みたいななんて人も募集中ダス。
夜カフェね、あれいいね、渋谷で朝まで過ごしたけど
なんか大人ね、あれって。浜田省吾の歌に出てきそう。