プロシュートは、燻製しないパルマ産。豚のモモ肉からつくられていて、皮付きの状態で塩漬けしてから熟成させていて、塩分が低く甘みがあります。
ハモンセラーノは、スペイン産の生ハムで、皮を剥いで脂の状態で塩漬け・熟成させているために、プロシュートよりも塩分が強くなります。またハモンセラーノのほうが熟成期間が長く、より凝縮された味わいが特徴です。
プロシュートとは、イタリア語(正確にはプロシュット)で「とても乾いたモノ」を指す単語です。
イタリア産プロシュート、スペイン産ハモンセラーノに合うお酒
赤でも白でもスパークリングでもワインはなんでも合わせやすいですね。
でも、普通の白ワインだと生ハムの塩の強さにちょっと負けちゃいそう。赤ワインでもずっしり重たいワインが合いそうですね。
そのため、オススメはちょっと値段が張りますが、スペイン産の「ボテガス・アタラヤ・アラヤ」(税抜9,800円)でしょうか。
ちょっと値段が・・・という方にはあえてスパークリングワインをお勧めします。サッパリとした泡の繊細さが生ハム特有の強い塩味と旨味を軽やかに感じさせてくれるはずです。