バロン・フィリップ・ド・ロチルド(英語読みでロスチャイルド)
シャトー・ムートン・ロートシルトという今では最高級ワインの一つと数えられるブランドを育て上げた人物としてよく知られています。
バロン(男爵)とつくぐらいなので貴族の生まれ。
ただのえーとこのボンボンかと思ったらアイデアマンだし意外と苦労していて。。。
1930年代にぶどうが悪天候で不作の時期があった時には不作のぶどうでブランドを傷つけないようにムートン・カデ(末っ子)というフランスで現在最も飲まれていると言われるブランドを生み出したりしたらしいです。
苦労面では、第二次大戦で追われてモロッコで捕虜生活したり財産を取り上げられ、妻と娘離ればなれになり、一人で徒歩でピレネー山脈を越えてスペイン、ポルトガルを経てイギリスまで逃れたり。。。
結局妻は強制収容所で亡くなっていたり。
戦争が終わるとシャトーは荒廃していたところ、ロチルドの名の信用のおかげで融資を受けて復興を遂げるわけだけど、アイデアマンのフィリップはラベルを毎年有名な画家の作品に変えたり、フランスの大統領にロチルド家の近系の人がなったタイミングで当時二級シャトーの扱いだったシャトー・ムートンを格上げさせる活動を続け1973年にはとうとうフランス史上唯一昇格したワインブランドとして名を残すまでになったといいます。
革新的な事に積極的なフィリップは今ではカリフォルニアワインの父と呼ばれるロバート・モンダヴィと手を組んで1979年にはオーパスワンを設立しフィリップの死後は娘のフィリピーヌが更に革新を推し進めます。
そのフィリピーヌも2014年に80歳で死去しており、現在は種違いの長男と次男が経営をしているといいます。
詳しくは調べてみてね。
今日はここまで。