昔はワインといえば天然のコルクでフタをされてるイメージですよね?
今でこそ合成コルクとかスクリューキャップのフタをよく見ますが、そもそも天然コルクってなんなんだろう?
と思って調べてみました!
コルクはコルクガシの木の表面を覆うコルク層を剥がして加工した物だそうです。
コルクガシはコルクオーク(ブナの仲間)と呼ばれたりもするそうで、地中海原産だそうです。
じゃあどこら辺で作られてるの?
主な生産地はポルトガルであり、全世界の生産量の約52%を占める。ほかに、スペイン(29.5%)、イタリア(5.5%)、アルジェリア(5.5%)、モロッコ(3.7%)、チュニジア(2.5%)、フランス(1.1%)などで生産される。世界のコルク林面積は約228万ヘクタール。その内訳はポルトガル(32.4%)、スペイン(22.2%)、アルジェリア(18.2%)、モロッコ(15.2%)、フランス(4%)、チュニジア(4%)、イタリア(4%)である。
-wikipediaより
ということで、ポルトガルが面積当たり収穫量までダントツでコルクを産出していることが分かりますね!
今日から僕のイメージではポルトガルはコルクの国になりました(笑)
ワインといえば天然コルク、と言いましたが、調べると良いことばかりじゃないようで、むしろ合成コルクの方がメリットが多いようです。
天然コルクは天然であるがゆえに、微生物や菌がついていることがあり、カビ臭やブショネの原因になることがあるようです。
合成コルクにはそれがなく、加工も簡単で低コストと良いことづくめ。。。
スクリューキャップに至っては30年程度の実験でもワインの品質に支障がなかったと言われており、高級なワインでさえ一部ではスクリューキャップを採用し始めているようです。
悪い点といえば合成コルクは長期(10年以上とか)保管に向いているのかまだ分からないことと、安っぽいイメージがあることくらいです。
安っぽいイメージは高級ワインのスクリューキャップでの流通が広がれば払拭されると思いますので、数年すると天然コルクは使用されなくなるかもしれませんね。。
それと、コルクを調べてみたらちょっと面白いことが分かりました。これは次回書きます。
今日はここまで。