前回の要点から
高いワインは高いブランド力で土地や人件費をかけて、樹齢の高いブドウの木から長期間醸造されるため美味しいものが多く、高くなるということが分かりました。
逆に安いワインの方は土地や人件費が安いけれど技術は最新で短期間に大量に作れることが分かりました。
新しく選ばれた土地、それが「ニューワールド ワイン」と呼ばれるエリアのワインです。伝統的なワイン産地はフランスやイタリア、スペイン、ドイツ、ポルトガルなどのヨーロッパ諸国が多く有ります。
これに対しニューワールドは大航海時代以後にワイン醸造が伝わった(このため新世界ワインと言われる)エリアを指し、アメリカ西海岸、南米チリ、アルゼンチン、オーストラリア、南アフリカ共和国と、どこで作ってるのか調べた時のランキングに乗っている国々でした。
例えば僕の働くベルビーだと、オーストラリア、チリワインや南アフリカの美味しいワインがグラス500円くらい〜)とボトル(2000円ちょいくらい〜)と、非常に安価に飲めます。
飲んでみると分かりますが、コストパフォーマンスが非常に優秀です。
ニューワールドは今も広がっていますので、もしかするともう数年で思いもかけない国から高品質なワインが安価に入手出来るようになるかもしれませんね。
今日はここまで。
※写真のグラスはリーデルというワイングラス専門の会社製品。