カリフォルニアって聞くとザックリとだいたい北アメリカの西側〜。。。ってくらいの認識でした。
調べると、カリフォルニア州は北アメリカ西側の真ん中から下くらいまでの縦長で、その北端がスペイン北部やイタリア中央部と同じくらいで、南端は北アフリカと同じくらいの緯度らしい。
つまりフランスより通年で暑い上に乾燥し易い、ぶどうには結構厳しい環境みたいです。
カリフォルニアのぶどう栽培の多くはセントラルバレーというカリフォルニア州の真ん中を縦に占める長い平らな谷(というより広大な平地w)と太平洋の間のゆるやかな山の斜面で行われており、常にかんばつに耐えるために灌漑が必須なくらい水分が少ないそうです。
ただ、北から南まで広大な敷地には様々な環境があり、冬季の冷却が厳しいところから、暖かい海に近くて山からの乾燥した風を受けないところや、山に囲まれて冬季の冷却が少ないところまで様々なテロワールを持ち、近年複雑なワインを生み出すことが出来た原因の一つのようです。
傾向として、フランスのものより熟しやすく濃厚で糖分が多い酸味の柔らかいものが多いようですね。
長くなってしまったので今日はここまで。