前回ロゼスティルワインの作り方を紹介しましたが、ロゼスパークリングの作り方はちょっと似ていますが大きく違うところがあります。
製法による差は有りますが、大きくは二次発酵は瓶内だという事と、酵母と一緒にショ糖やブドウ糖などの糖類を「瓶詰め時」に追加する事です。
これにより高発泡なスパークリングが出来上がりますが、一般的に白で三年、ロゼで五年以上の熟成が必要になります。
ロゼが高いのはこの熟成年数だけでなく、果皮と種子を漬け込む醸し(一次発酵)によって染み出す色素やタンニンの均一化が難しく、出来上がりが失敗するリスクが高いためだと言われています。
プレステージシャンパンと呼ばれる部類だと七年以上熟成年数が必要になるので、その間は売れないし場所はとるし、開けてみたら失敗してたとか目も当てられない事が有り得るそうです( ;´Д`)
そのため物によっては白の3倍くらいの値段がする事も普通なようです。
EUでシャンパンだけ混ぜてロゼと名乗る事が出来るのも、この高いリスクのせいかもしれませんね。
ちなみにシャンパンてスパークリングワインの中でもシャンパーニュ地方で作られた、許可された製法のものだけ名乗れるってことらしいです。
テーブル用のスパークリングワインだと、ほぼ全く熟成せずに短期間で炭酸ガスを注入して量産するものがあるようですが、なんだか味気ないですね。。。
なのでちょっといいスパークリングのロゼを飲んでみたくなりました♪
今日はここまで。